case3:汚染土壌・燃え殻・ばいじんの迅速処理技術の開発
民間 | 2017年 / 山陰地方 |
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目的 | 重金属類を含む汚染土壌、燃え殻・ばいじんの連続不溶化処理技術の開発 対象物質: ヒ素 , セレン , 六価クロム , フッ素 , ホウ素 |
■形態
民間企業共同研究 産業廃棄物中間処理企業様
■研究概要
重金属類を含む汚染土壌、燃え殻、ばいじんに不溶化資材を混合する必要があります。一般的には汚染土壌でればバックホーやスタビライザー、土質改良機などが、燃え殻・ばいじんであればミキサー等が使用されます。これら混合方法とは異なる全く新しいミキシング技術「高速流体洗浄装置を用いたミキシング」を取り入れ短時間で且つ連続的に均一な不溶化処理技術の開発を産業廃棄物中間処理企業様と共同で行いました。
■成果
・連続不溶化処理が可能となり従来の混合方法と比較し処理能力が飛躍的に向上
・湿式混合による粉塵の抑制、油や有機系化合物(ダイオキシン類など)の浄化が可能に
・関連特許1件取得(特許第6257702号 汚染物質の迅速な連続不溶化・洗浄方法)