case2:重金属類汚染土壌用対策資材の開発
民間 | 2017年 / 四国 |
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目的 | 汚染土壌からの重金属類拡散防止特化型吸着資材の開発 対象物質: |
■形態
民間企業共同研究 ゼネコン様
■研究概要
土壌汚染対策法の改正により自然由来の重金属類を含む土壌や掘削ズリに対しても適正な対策が必要となりました。重金属類を含む土壌や掘削ズリは掘削場外搬出という対策方法が多い状況ですが比較的リスクが大きくない自然由来のものについては過剰対策となるケースがあります。リスクに応じた適切で合理的な対策を可能とする工法用の資材開発を目的とした研究・開発をゼネコン様と共同で行いました。
■成果
・多孔性無機化合物への重金属類吸着成分を添着させた軽比重型重金属類吸着資材KAT Beadsを開発
・施工性を極限にまで高めた重金属類吸着マットKAT Beadsマットを開発
地盤にKAT Beadsやマットを設置することで重金属類を含む土壌や掘削ズリからの重金属類拡散防止が可能に
・関連特許1件取得(特許第5976281号 汚染物質吸着資材、汚染物質吸着シートおよび掘り起し残土の処理方法)
・国土交通省 新技術情報提供システムNETIS登録「KAT Beadsマット(カットビーズマット)」SK-150011-A